料金そのものは最安ではない。それでもBIGLOBEモバイルが「戦える」のは、エンタメフリー・オプションがあるから。先駆者として磨いてきた“動画・音楽・電子書籍のノーカウント”は、視聴時間を気にせず楽しみたい人にとって戦術そのものです。他社も追随する今、どこが違うのか—数字と使い勝手で本質を見極めます。

“最安じゃないのに選ばれる理由”って、ホンマにエンタメフリーだけ?

主役はそこ。ベース料金で殴り合わない代わりに、対象コンテンツの使い放題で“実効コスパ”を取りにいく設計だよ

先駆者ゆえの成熟度がございます。対象サービスの広さと安定運用、それが肝要でございます
料金プラン
音声通話SIM(タイプA/タイプD)
| プラン名 | データ容量 | 1回線目月額 | 2回線目以降(月額)家族割 or 光セット割適用 |
|---|---|---|---|
| プランS | 1GB | 1,078円 | 858円 |
| プランR | 3GB | 1,320円 | 1,100円 |
| プランM | 6GB | 1,870円 | 1,650円 |
| プランL | 12GB | 3,740円 | 3,520円 |
| プランLL | 20GB | 5,720円 | 5,500円 |
| プランUL | 30GB | 8,195円 | 7,975円 |
- 割引条件
- BIGLOBE家族割:2回線目以降が毎月200円(税抜相当)引き=税込220円引き
- BIGLOBE光セット割:同額割引(家族割と重複不可)
データSIM(タイプD)
| データ容量 | 月額 | 家族割・光セット割後 |
|---|---|---|
| 3GB | 990円 | 770円 |
| 6GB | 1,595円 | 1,375円 |
| 12GB | 2,970円 | 2,750円 |
| 20GB | 4,950円 | 4,730円 |
| 30GB | 7,425円 | 7,205円 |

同じ容量なら他社のほうが安いこともあるよね?それでも選ぶ価値ある?

“観る・聴くが多い”人なら、ノーカウント分でデータ節約=小容量プランに落とせる。そこで逆転が起きるんだ

実利用の合算コストで見る—これが設計者の視点にてございます
オプション
通話・安心系オプション
| オプション名 | 内容 | 月額 |
|---|---|---|
| BIGLOBEでんわ | 専用アプリ経由で国内通話料 半額(9.9円/30秒) | 0円 |
| 3分かけ放題 | 3分以内の国内通話が無料 | 660円 |
| 10分かけ放題 | 10分以内の国内通話が無料 | 913円 |
| 通話パック60/90 | 月60分/90分まで通話無料 | 660円/913円 |
| セキュリティセット・プレミアム | ウイルス・危険サイト対策ほか | 418円 |
| SIM端末保証サービス | 端末補償(1年間に2回まで) | 550円/月 保証上限:40,000円 交換代金: 1回目4,400円 2回目8,800円 |

短い通話が多い家は“3分”より“10分”のほうが安心かな?

日常の病院・学校・店舗だと5〜7分が多い。10分のほうが安心かな。

通話ログの実態から選ぶ—合理的でございます
エンタメフリー・オプション
仕組みと料金
- 音声SIM:月308円/回線
- データSIM:月1,078円/回線
- 対象の動画・音楽・書籍系サービスの通信量を“ノーカウント化” 例)YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Music、Apple Music、Spotify、radiko、dマガジン、楽天マガジン など
- 推奨画質・音質:動画は標準画質(目安360p)を推奨。高画質やダウンロードは対象外になりやすい
強み
- 対象カテゴリの広さ:動画+音楽+電子書籍を横断でカバー
- 実効コスパ:対象利用が多い人は、ベースのデータ容量を下げて月額を圧縮可能
- 先駆者メリット:長期運用でチューニングされ、安定した“体感”に寄与
注意点
- 対象外機能:高画質再生・一部ダウンロード・アプリ外経由などはカウントされる場合あり
- マルチデバイス:テザリングやTV/PCでの再生は対象外となるケースに留意
- 同時視聴:複数端末の同時再生は対象外扱いになりやすい

ぼくYouTube長い時間見るけど、360pでも大丈夫かな?

スマホ画面なら十分見れる人が多い。音楽・ラジオは特に恩恵が大きいよ

ご家庭の“視聴の質”と“時間”の優先度を先に決めるのが得策でございます
1GB音声SIM + エンタメフリー・オプション(月308円)の組み合わせ
| 項目 | 月額(税込) |
|---|---|
| 1GB音声SIM(プランS) | 1,078円 |
| エンタメフリー・オプション | 308円 |
| 合計 | 1,386円 |
※家族割または光セット割があれば、-220円で 1,166円 に。
ビッグローブ光【NNコミュニケーションズ】
1,386円でYouTubeとか見放題(標準画質)って、けっこう安くない?

そう。データ容量1GBだとフル視聴は不可能だけど、対象サービスがノーカウントになるから1GBでも不安なくいける

さらにご家族割引があれば、1,166円でございます。視聴スタイル次第で、これは確かに妙味ありでございます
ポイント整理
- 月額1,386円で動画・音楽・電子書籍の多くが使い放題(標準画質推奨)
- 家族割・光セット割適用時は1,166円
- 実質的に「小容量+ノーカウント」で、出費を抑えつつ長時間利用が可能
競合比較:LinksMateとNUROモバイル
位置づけの違い(要点)
- BIGLOBEモバイル:動画・音楽・書籍を横断する“総合型ノーカウント”(月308円/音声)。YouTubeを含むのが大きな差別化点。
- LinksMate:ゲーム・コンテンツ・SNS中心の「カウントフリーオプション」(月550円)。動画はABEMA・U-NEXT・ニコニコ等は対象だが、YouTubeは対象外の運用が基本。
- NUROモバイル:NEOプラン限定の「NEOデータフリー」はLINE/X/Instagram/TikTok等のSNS系をノーカウント。追加料金なし(NEOプラン内包)。動画プラットフォームのYouTubeは対象外。
機能比較表(ノーカウント系)
| 項目 | BIGLOBEモバイル | LinksMate | NUROモバイル |
|---|---|---|---|
| 方式 | エンタメフリー(動画/音楽/書籍) | カウントフリー(ゲーム/コンテンツ/SNS中心) | NEOデータフリー(SNS中心) |
| 追加料金 | 音声308円/データ1,078円 | 550円 | 0円(NEOのみ) |
| YouTube | 対象 | 対象外 | 対象外 |
| 音楽系 | 多数対象 | 一部対象 | 対象外 |
| 電子書籍 | 対象あり | - | - |
| 主な強み | 総合型で家族の視聴ニーズを横断カバー | ゲーム・アプリ特化+SNS強い | SNSヘビー層に強い(追加コスト不要) |
| 主な注意点 | 高画質/ダウンロードは対象外 | YouTube非対象、対象拡充は随時 | 対象はSNS中心。動画は別枠で消費 |

YouTubeがノーカウントなのはBIGLOBEだけってこと?

“ノーカウント系オプション”の文脈では、そこが決定打。動画の主戦場がYouTubeならBIGLOBEが最短ルートだね

一方、SNSの投稿・閲覧が中心ならNURO、ゲームや特定コンテンツならLinksMateも妙手でございます
どんな人に向いているか
- 動画視聴がYouTube中心の人
- 理由:YouTubeがノーカウント対象。視聴時間が長いほど“実効コスパ”が立ちやすい
- 家族で動画・音楽・書籍を満遍なく使う人
- 理由:カテゴリ横断で対象が広く、誰かの使い方に合わせやすい
- 小容量+長時間エンタメで総額を抑えたい人
- 理由:エンタメ分をノーカウントに逃がし、ベース容量を下げる戦略が取りやすい

逆に向いてないのは?

高画質動画(720p以上)を常時求める人、PC/TVメイン視聴の人、対象外サービスが主戦場の人は相性が落ちる

設計の起点は“あなたの視聴の実態”。そこを正直に棚卸しするのが最短でございます
まとめ
BIGLOBEモバイル- 料金は最安ではないが、エンタメフリーで“実効コスパ”を作る戦い方がBIGLOBEの本質。
- YouTubeを含む総合型ノーカウントは今なお強力。他社の追随があっても、使い手次第でアドバンテージは明確に出る。
- 競合では、LinksMate=ゲーム/特定コンテンツ、NURO=SNSと役割が分化。主戦場に合わせて選べば良い。
- 結論:YouTube・音楽・書籍をスマホで長時間楽しむ家族に、BIGLOBEは刺さる。

よし、うちは“動画ガチ勢”やからBIGLOBE寄りやな!でもママはSNSが多いからNUROもアリ?

家族内でニーズが割れるなら“混在運用”も合理的。パパ=BIGLOBE、ママ=NUROって分け方も全然アリ

家族設計は“最適の総和”。一社完結にこだわらぬのも賢明でございます

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