スマホを選ぶとき、やっぱり気になるのは「料金」「通信品質」「サポート」。 今回は国内大手キャリアの中でも人気の高い ドコモ と au を、3つの視点から徹底比較します。 「どっちが自分に合うのか」を短時間で判断できるよう、要点をシンプルにまとめました。

さてさて、今日はドコモとauのガチンコ比較だ。長年のライバル同士、どっちが優れているか…気になるねぇ。

うーん…正直、どっちがいいのか全然わかんないんだよなぁ。カラーも赤とオレンジで似てるし。

九九丸様、色だけで決めるのは危険でございます。本日は料金からサービスまで、順番に見てまいりましょう。
🥊 第1ラウンド:料金プラン対決 💰
📌 大容量・無制限プラン比較
| キャリア | プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ | ドコモ MAX(無制限) | 無制限 | 8,448円 | 利用量に応じた段階制。無制限も選択可。 |
| ドコモ | ドコモ ポイ活 MAX | 無制限 | 11,748円 | ポイント還元・特典重視。 |
| au | 使い放題MAX+ 5G/4G | 無制限(200GB超で最大5Mbps) | 7,788円 | 衛星通信・海外放題等特典追加。 |
| au | auバリューリンクプラン | 無制限(200GB超で最大5Mbps) | 8,008円 | 衛星通信・高速通信特典あり。 |

ふむ、大容量ならauの使い放題MAX+が最安だね。ドコモは段階制で柔軟性があるが、無制限利用時はやや高めだよ。

えー、じゃあいっぱい動画見る人はauのほうが安いってこと?

はい、九九丸様。無制限利用時の単価はauが有利でございます。ただし、ドコモは利用量が少ない月は自動で安くなる段階制でございます。
📌 中容量プラン比較(10〜30GB)
| キャリア | プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ | ドコモ mini(10GB) | 10GB | 3,850円 | 条件なしで選べる中容量 |
| au | ― | ― | ― | 主ブランドでは中容量帯プランなし(1/3/5GBまたは無制限のみ) |

中容量は今、auが主ブランドで用意してないから、この帯はドコモ一択だね。

え、じゃあauで10GBとか20GBは選べないの?

「はい、九九丸様。auは主ブランドで中容量帯を廃止しており、必要な場合は無制限プランかサブブランド(UQ mobile等)をご検討いただく形でございます。
※U16バリュープランが20GBを4,048円で提供していますが、16歳以下限定のプランの為、評価からは除いています。
📌 小容量プラン比較(〜5GB)
| キャリア | プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ | ドコモ mini(4GB) | 4GB | 2,750円 | 条件なしで割安 |
| au | スマホミニプラン+(1/3/5GB) | 〜5GB | 4,928円(5GB時) | 段階制。1GB極小利用なら安価だが、3〜5GBでは割高 |

小容量は1GBならauも安いけど、3〜5GBならドコモminiが圧倒的に安いね。

「じゃあ普通にSNSや動画をちょっと見るくらいならドコモのほうが得?

はい、九九丸様。3〜5GB利用ならドコモが有利でございます。
💡 割引制度の解説
ドコモの主な割引
- みんなドコモ割 同一「ファミリー割引」グループ内で、条件を満たした回線数に応じて割引。- 対象プラン(ドコモ MAX/ポイ活 MAX/ポイ活 20):2回線で-550円/回線、3回線以上で-1,210円/回線 - その他対象プラン:2回線で-550円/回線、3回線以上で-1,100円/回線
- ドコモ光セット割 ドコモ光契約者と同一グループ内で、対象プラン契約者は永年-1,210円/回線
- dカードお支払割 対象プランでdカード払い設定時、-220円または-550円(キャンペーン時)/回線 その他対象プランは-187円/回線
auの主な割引
- 家族割プラス 家族3回線以上で最大-1,210円/回線
- auスマートバリュー auひかりや対象光回線契約で最大-1,100円/回線
- au PAYカードお支払い割 au PAYカード払い設定で-220円または-187円/回線

割引を組み合わせれば、表示料金より1,000円以上安くなることもあるぞ。

じゃあ、ちゃんと割引使わないと損ってこと?

まさにその通りでございます、九九丸様。割引適用後の実質料金で比較するのが賢明でございます。
第1ラウンドの結果は?
- 無制限:auが最安で優位
- 中容量:auは主ブランドに選択肢なし → ドコモが有利
- 小容量:1GBはau有利だが、3〜5GBはドコモ有利
判定:ドコモの勝ち 理由:無制限ではauが優位だが、中容量帯をカバーしているのはドコモのみで、小容量でも実利用レンジではドコモが安い。幅広い利用層に対応できる点を評価。
🥊 第2ラウンド:通信品質対決 📶
📌 エリアカバー率
| 項目 | ドコモ | au |
|---|---|---|
| 4G | 全国99%以上、山間部・離島に強い | 全国99%以上、都市部・幹線道路沿いに強い |
| 5G | 地方中核都市まで拡大 | 都市部の密度が高く拡大スピード速い |

山間部や離島ならドコモが有利だね。

ボク、山でキャンプするけど、やっぱドコモのほうがいい?

はい、九九丸様。山間部でのつながりやすさはドコモが優勢でございます。
📌 通信速度
| 項目 | ドコモ | au |
|---|---|---|
| 平均ダウンロード速度 | 混雑時も安定 | 都市部で高速 |
| 平均アップロード速度 | 安定性重視 | 高速傾向 |

都市部での速度はauが光るね。

じゃあ都会に住んでる人はauのほうが速いの?

はい、九九丸様。特に5Gエリア内ではauの速度が優位な傾向でございます。
第2ラウンドの結果は?
- エリア: 山間部・離島を含む全国カバーでドコモが強い
- 速度: 都市部の高速性はauが優位
判定: ドコモの勝ち 理由は、生活圏に地方や移動(山・海・郊外)が含まれる現実を踏まえると、通信の「安定と到達範囲」に重みがあるため。都市部の速度優位は強いが、全国対応力でドコモに軍配。
🥊 第3ラウンド:サポート対決 🤝
📌 店舗サポート
| 項目 | ドコモ | au |
|---|---|---|
| 店舗数 | 約2,200店舗 | 約2,200店舗 |
| 対応傾向 | 丁寧で時間をかける | 手続きスピード重視 |

じっくり相談したいならドコモだね。

ボク、待つの嫌いだからauのほうがいいかも。

九九丸様、auは比較的スピーディーな対応が多い傾向でございます。
📌 オンラインサポート
📱 ドコモの統合管理アプリ
| 用途 | アプリ名 | 概要 |
|---|---|---|
| 契約・料金管理 | My docomo | プラン・料金・データ残量などを確認 |
| ポイント管理 | dポイントクラブ | dポイントの残高・履歴・特典確認 |
| 決済 | d払い | QRコード決済・残高管理・キャンペーン情報 |
| サポート | ドコモサポート | 故障・問い合わせ・チャット対応など |
📱 auの統合管理アプリ
| 用途 | アプリ名 | 概要 |
|---|---|---|
| 契約・料金管理 | My au | プラン・料金・データ残量などを確認 |
| ポイント管理 | Pontaカード(公式) | Pontaポイントの残高・履歴・利用 |
| 決済 | au PAY | QRコード決済・残高管理・キャンペーン情報 |
| サポート | auサポート | 故障・問い合わせ・チャット対応など |

アプリ多すぎてどれ使えばいいかわかんないよ〜

まずは“契約・料金”を見たいなら『My docomo』か『My au』だね。そこから必要に応じて他のアプリを追加すればいいよ。

はい、九九丸様。すべての機能を1つにまとめた“完全統合アプリ”ではございませんが、ID連携によりスムーズに切り替え可能でございます。
第3ラウンドの結果は?
- 店舗: 数は同程度、ドコモは丁寧な対応傾向、auは手続きの速さ
- オンライン・経済圏: auはアプリ連携や決済含めたエコシステムが強く、日常運用の回遊がスムーズ
判定: auの勝ち 理由は、来店前提のサポート価値が低下しつつある一方、オンライン完結と金融・ポイント連携の体験価値が高まっているため。総合的な日常運用のしやすさでau。
🎯 向いている人
ドコモが向いている人ドコモ
- 山間部や地方でも安定した通信が必要
- 家族で複数回線をまとめて契約する予定がある
- dポイントを日常的に使う(d払い・dカードなど)
- 割引条件を満たしやすい(光回線や家族割)
auが向いている人au
- 都市部中心で高速通信を重視
- au経済圏(au PAY・auでんき・金融サービス)を活用したい
- 海外利用や衛星通信など特典を重視
- 家族割や光回線セット割を組み合わせられる

つまり、どこで使うか・何を重視するかで答えは変わるということだよ。

ボク、山でもゲームしたいし、街でも速いほうがいいんだけど…それって欲張り?

九九丸様、それは欲張りではなく“ニーズが多い”と申します。複数条件を満たすプラン選びが重要でございます。
📝 まとめ
今回の三番勝負では…
今回の三番勝負では…
- 料金:無制限最安はauだが、中容量帯はauが主ブランドで撤退しておりドコモが独走。小容量も3〜5GB利用ではドコモが有利。総合的に料金はドコモの勝ち。
- 通信品質:地方・山間部はドコモ、都市部高速はau
- サポート:店舗相談はドコモ、オンライン+金融連携はau
総合的な印象
- 無制限利用を前提にするならauも有力だが、幅広い容量帯を条件なしでカバーできるのはドコモ
- 利用エリアと生活圏のサービス連携が選択の決め手になる
最終結果
料金:ドコモ
通信品質:ドコモ
サポート:au
総合勝者:ドコモ(2勝1敗)

結局のところ、“自分の使い方”を基準に選ぶのが一番だね。

じゃあボク、家族会議してから決めるわ!

それが最も賢明でございます、九九丸様。



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